国際社会共通の目標である「持続可能な開発目標(SDGs)」を指針に、社会や環境と調和した成長を目指すKakihara。地球環境保護や企業価値の向上につながるイノベーションの創出、社員が安心して働ける職場づくりなどを推進し、国際社会の一員としてサスティナブルな社会の実現に貢献しています。
地球環境の保護
Kakiharaが最も力を入れて取り組んでいる分野、それが地球環境保護です。特に自動車のEV化で注目される「CO2の排出削減」、そして「地球環境にやさしいめっきプロセスの開発」、この2つを最重要ポイントとして推し進めています。さらに排水規制の遵守にとどまらず、そのままでは産業廃棄物になる重金属スラッジからニッケルと銅を分離して有価物資源化。サスティナブルな活用と循環を実現しています。
〈取り組み〉
- グリーントランスフォーメーション(GX)をスローガンに環境先進企業を目指す
- カーボンニュートラルの推進
- 地球環境にやさしいめっきプロセスの開発
- 資源枯渇防止のための材料ロスの徹底削減
- CO2排出削減のための工程内不具合の削減
- 第2種エネルギー管理指定工場として、エネルギー使用効率の向上推進
- クリーンエネルギー(太陽光発電)を使用
- クリーンな排水(めっき廃水中の金属資源回収システムの運用)
先進的な職場づくり
Kakiharaでは、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、製造ラインの自動化、ロボット化、Iot化による先進的な職場づくりに取り組んでいます。また、社員が安心して自身のパフォーマンスを十分に発揮できるように、健診による病気などのリスク抑制、健康増進を促す福利厚生制度など、社員がイキイキと活躍できる支援や制度も整えています。
〈取り組み〉
- デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進
- Iot化による品質の安定
- ビッグデータの活用による生産工程の効率化
- 健康診断、インフルエンザワクチン予防接種の費用補助
- スポーツ系同好会の支援を通じて適度な運動を推奨
- 分煙の実施
多様な人材、多様な働き方
多様な人材を活かし、多様な働き方ができる組織づくり・制度づくりを進め、ダイバーシティ、ジェンダーフリーの実現に向けて長期的な視野で取り組みを進めています。女性が活躍できる環境の整備、熟練した技術や蓄積した知識を持つシニア社員の継続雇用、国籍を問わず語学に長けた学生の採用など、多様な個性・能力・働き方を認め、活躍の場を提供しています。
〈取り組み〉
- 女性の管理職登用
- 産前産後休暇、育児休暇(男女)など子育て支援の推進
- ベテランのシニア社員の継続雇用と弾力的勤務形態の採用
- 外国人留学生や語学に長けたグローバル人材の採用
グローバル化を推進
Kakiharaが主力とする自動車業界はグローバル化しており、当然ステークホルダーもグローバルに広がっています。販売においては、海外のお客様に直接輸出しています。仕入れにおいても、環境先進国であるヨーロッパの薬品メーカー・設備メーカーとのコミュニケーションを頻繁に行っています。Kakiharaの海外生産拠点「サイアム カキハラ」との人材交流も活発で、内なるグローバル化をより一層進めていく考えです。
〈取り組み〉
- 海外に生産拠点があるお客様への直接輸出
- 先進的なヨーロッパの薬品メーカーおよび設備メーカーとの協業
- サイアム カキハラ(タイ)との人材交流、研修教育の受け入れ
- 海外業務に携わる外国人留学生の本社採用、サイアム カキハラで活躍する道も
- タイ人技能実習生の受け入れと期間終了後、希望者をサイアム カキハラで採用
地域社会との共生
地域社会の発展を使命の一つとして掲げ、継続的な貢献活動を行っています。「福山ばら祭」「福山夏まつり」「備後しまなみeNShare」「NPO法人福山おやこ劇場への寄付」といった地域行事・スポーツへの協賛をはじめ、「eMoterSports石野弘貴選手(2025年現在14歳)」への協賛や中学生・高校生の職場体験受け入れなど、伝統文化やスポーツの振興とともに、次世代の担う子どもたちの育成にも力を入れています。
〈取り組み〉
- 地域行事への協賛
- 中高校生の職場体験受け入れ
- スポーツ振興への協賛