業界のリーダーとしてクロムフリーの実現をはじめ、新素材のめっき評価、薬品メーカーとの共同開発など、多角的な研究開発を進め、メタライジングの可能性を追求するKakihara。その成果は一貫生産システムとして実践され、さまざな分野の部品生産に高機能・高付加価値化を実現しています。
新素材表面の高付加価値化
多種多彩な新しい機能の創出にチャレンジ。
メタライジングが求められる製品分野は、あらゆる産業へと拡がっています。自動車部品をはじめ、AV情報機器、電子部品、ゲーム機器、農機具、住宅用金具、工作機械、建築関係など業種業界を問いません。今後もメタラインジグの新たな可能性を拡げ、一貫生産体制のもと、お客様のニーズにお応えしていきます。
意匠性の追求
高く評価される本物感へのこだわり。
Kakiharaのめっき技術が最も求められ、高い貢献度を誇るのが自動車産業です。深みのある色調や繊細な光沢感を付加した加飾めっきの数々は、デザインの可能性を広げ、自動車の内外装に高級感を演出。本物感にこだわった色調を先んじて開発し、塗装やインモールドフィルムでは真似のできない色調を実現しています。
金型から組立まで一貫生産
部品製造の真のパートナー足り得る存在に。
創業以来、金型・成形・表面処理・塗装・組立までの一貫生産体制にこだわってきました。品質、納期、コスト等々の面で一貫生産体制には多大なメリットがあります。特に、エンプラ・スーパーエンプラ部品のメタライジング工程を含めた一貫生産体制を採っているKakiharaは、全国でも希有な存在です。最新鋭の無人化FMSラインにより、品質の一定化と24時間稼働を実現しています。
金属表面処理の変種変量生産
高品質と環境保全を両立する技術を確立。
厳密な品質管理システムと自動生産ラインにより、変種変量生産に対応。また、24時間稼働体制により、納期短縮とコストダウンを実現します。さらに、6価クロムフリー技術等、環境にも優しいめっき技術の開発にも力を注ぐと共に、今後ますます期待されるアルミニウム、マグネシウム合金の表面処理技術にもいち早く対応できるよう技術開発を進めています。
グローバル化
消費市場としても期待されるASEANに拠点。
自動車業界の「地産地消」方針に対応してタイに生産拠点を構え、ASEAN諸国に向けてタイムリーな製品供給体制を確立しています。日本の本社工場がマザー工場として技術支援・生産支援をする中で、着実に実績を積み重ね、今まで取引のなかったお客様から発注を直接タイ工場にいただくことも。そこから日本の本社工場へと紹介がつながるケースもあることから、連携して相乗効果を発揮していきたいと考えています。