Kakiharaは「メタライジング」をキーテクノロジーに、あらゆる新素材の表面を高機能化・高付加価値化する開発型企業です。「地球環境にやさしいプロセス開発」にいち早く取り組み、EV時代に求められる新機能の開発も続々と進行中です。業界のトップランナーとして、有機・無機両方の化学見知を発揮して、ワクワクするような有望な開発を先駆けて推進しています。
新たな機能創出へのブレイクスルーとして期待が高まるメタライジング技術は、電気・電子機器、自動車、航空宇宙、医療など様々な分野で必要とされています。Kakiharaは、業界業種にとらわれることなく新機能を付与する技術を追求し、新素材へのめっき評価、薬品メーカーとの共同開発に果敢に取り組んでいます。
最良の品質、低コスト、短納期を実現するために、創業以来こだわってきたのが樹脂めっきの一貫生産体制です。特にエンプラ・スーパーエンプラ部品においては、メタライジング工程を含めた一貫体制を確立している、全国でも稀有な存在です。設計開発段階からの提案や品質向上に大きく関与しています。
Kakiharaが目指す環境基準は、日本よりも厳格な世界レベル。特にEUのREACH規制に対応すべく、高強度プラスチックの表面粗化工程で、６価クロムを使用しない代替技術の開発に取り組んでいます。世界的にも代替技術の確立が急務の今、基礎開発は終了し、いよいよ応用段階へ。日本初の量産化は目前です。
新しい価値の創出を目指すKakihara。抗菌性、撥水性をはじめ、車のスマートキーに対応した電波透過・絶縁性めっきの開発が現在進行中です。CASE（コネクティッド、自動運転、シェアリング／サービス、電気自動車）に対応した新しい機能を付加するめっき開発にも挑んでいます。
Kakiharaのめっき技術が最も求められ、高い貢献度を誇るのが自動車産業です。深みのある色調や繊細な光沢感を付加したKakiharaの加飾めっきの数々は、デザインの可能性を広げ、自動車の内外装に高級感を演出。自動車部品の軽量化や腐食への耐久性など、機能面からも自動車産業に貢献しています。
自動車業界で高まるデザイン要求に対して、新たなアイデアを生み出すデザイン思考型の技術開発でアプローチ。Kakiharaの評価を格段に高めたプラチナサテンめっきは、さらに深みのあるダーク調へと進化し、クラフトマンシップを刺激する色調のバリエーションを次々と開発しています。
「デザイン思考の技術開発」を基本コンセプトに、Kakiharaの高いレベルのめっき技術から生まれる加飾めっきの数々。深みのある色調や繊細な光沢感にこだわり、様々なバリエーションを次々に開発。高級な質感を演出する装飾部品として、デザインの可能性を広げています。
日本から世界中のお客様へ直接製品を輸出する体制を構築するとともに、自動車業界の「地産地消」方針に対応して、タイ工場を拠点にASEAN諸国に向けてタイムリーな製品供給体制の確立を目指すKakihara。日本とタイとのネットワーク化で、グローバルサプライヤーとしての務めを果たしていきます。
国際社会共通の目標である「持続可能な開発目標（SDGs）」を指針に、社会や環境と調和した成長を目指しています。地球環境保護や企業価値の向上につながるイノベーションの創出、社員が安心して働ける職場づくりなどを推進し、国際社会の一員としてサスティナブルな社会の実現に貢献していきます。
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