新めっき開発
意匠と機能、そして環境も。
新しい価値の創出を目指す。
最も得意とする意匠性の高い加飾めっきに、様々な機能をミックスさせた高付加価値めっきの開発に取り組むKakihara。EVに求められる新しい機能を付与するめっき開発、環境と調和するプロセス開発など、社会が求めるニーズを先取りし、新しい価値の創出を目指しています。
最も得意とする意匠性の高い加飾めっきに、様々な機能をミックスさせた高付加価値めっきの開発に取り組むKakihara。EVに求められる新しい機能を付与するめっき開発、環境と調和するプロセス開発など、社会が求めるニーズを先取りし、新しい価値の創出を目指しています。
より高級感のあるデザインを可能にする新たな加飾めっきとして、深みのある色や光沢を表現する漆黒調の「スーパーダーク」や青黒調の「ダークチタニウム」を開発。さらに、プラチナサテンめっきと各ダーク調めっきとのコラボから生まれた「プラチナサテンチタニウム・シリーズ」は、よりエレガントな色調を追求したもの。腐食にも強い耐久性を発揮します。
2色成形部分めっき技術とは、樹脂部品の必要部分にのみ、効率的にめっき処理を行う技術です。この技術開発により、めっきがのるABS樹脂とめっきがのらないポリカーボネイト樹脂を一体成形し、マスキングなしで部分めっきが行えるように。高いデザイン性の実現に加え、部品を組み立てる必要がないことから、異音防止、コスト削減にもつながる技術です。
地球環境にやさしいめっきプロセスの開発に早くから取り組み、すでに後工程のクロムめっきでは3価クロムを使った無害のめっきプロセスを開発、量産化を実現しています。現在は、前工程のエッチングで6価クロムを使用しないプロセス開発を進め、すでに最終段階に来ています。日本国内ではまだ規制対象ではありませんが、先手を打ってEUのREACH規制に対応。世界的にも前処理のエッチングには未だ代替技術がなく、各国が開発を競い合う状況の中で、日本初を目指して量産化を加速させています。
得意とするデザイン性と機能性の両立をテーマに、新しい価値の創出を目指すKakihara。抗菌性、防汚性、対指紋性を付与するめっきの開発をはじめ、車のスマートキー（ドアハンドルの開閉）に対応した電波透過・絶縁性めっきの開発を進めています。現在、自動車業界ではCASE（コネクティッド、自動運転、シェアリング／サービス、電気自動車）対応が急務で、これらの次世代技術やサービスに欠かせないのが素材に新しい機能を付加できるめっき技術です。高付加価値めっきの開発で、モビリティの進化を支えます。
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