メタライジングのトレンド
求められるデザイン性。それは、メタライジングの可能性でもある。
古くは紀元前のメソポタミア文明にまで遡る「めっき技術」。Kakiharaのキーテクノロジーは、素材にめっきを施し、高機能・高付加価値を実現していく“メタライジング技術”です。
その現在のトレンドについてお話ししましょう。
まずは、「さらなるデザイン性と高付加価値化」です。
より高級感のある質感が求められるようになっています。プラチナサテンメッキなどはその代表的なもの。自動車部品では、外装品だけでなく、内装パーツにもメタライジング部品が採用され、そこでは、“本物以上”の質感が求められています。
また、パソコンやデジタルカメラなどに採用されているマグネシウム合金の代替として、高級感のある樹脂メタライジング製品を開発し、今、注目されてます。
環境問題への対応と世界市場
リサイクルシステム&環境負荷の低い「新プロセス」の開発
そして、もうひとつの大きなトレンドが、「環境問題への対応」です。
このところ、原油が高騰していますが、地球温暖化の問題とも併せて、自動車にはさらなる燃費の向上が求められています。そのために欠かせないのが「部品の軽量化」です。それに最適なのが樹脂部品にメッキを施したメタライジング製品です。ニーズはますます高まっていくでしょう。
その一方で、メタライジング製品は「リサイクルが難しい」という問題がありました。また、製造工程においても、廃液の問題など、環境負荷の高い業種と言えます。Kakiharaでは、メタライジング製品のリサイクルシステムを独自に開発しました。そのシステムは、他社にも販売しています。
また、環境負荷の低い新しいメタライジングプロセスの開発にも積極的に取り組んでいます。カタチになれば、“業界初”、“世界初”となる技術もあり、これは、業界のリーダーとして是非、実現させていきたいと思っています。
世界市場に目をやると、中国や中近東の伸びが著しいですが、この他にもKakiharaでは、ロシア向けの自動車部品の生産が急増しています。寒冷地仕様であり、求められる基準も高いのですが、これによって、さらに技術が磨かれていくはずです。
人材観・経営観
「少数」だからこそ、「精鋭」になるという人材観。
社内に目を向けると、やはり、行き着くところは、「人材」ということになってくると思います。
Kakihara は決して大企業ではありません。人的資源も限られています。少数精鋭という言葉がありますが、私は、「少人数で様々なことに取り組んでいくと、自然と、精鋭ができあがる。」と考えています。
Kakiharaでは、一人一人の技術者に求めるものが多いかもしれません。だからこそ、それによって成長でき、「精鋭」に育っていくのだと思っています。
最後に経営トップとして、私が、今、大切にしていることをお話ししましょう。それは、「未来洞察力」を磨く、ということです。社員の皆さんに対して、いかに夢のある未来を描いていけるか、ということです。
原油高、材料費の高騰など、我々を取り巻く経済環境は厳しいものがあります。しかし、これは同時にチャンスでもあります。是非、Kakiharaで、夢のある未来を、私たちとともに描いていただければと思います。
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