開発ストーリー

 コンベアー部

システムの要である磁気選別装置(特許取得)

テスト!テスト!テスト!

最良のシステムを求めてテストを繰り返す。そして・・・回収率99.9%を達成!

システム全体の仕組みは決まったが、そこからは、テスト!テスト!テスト!の繰り返しであった。

「まずは、粉砕用のサンプルとしてパチスロ機の部品を100セット作り、後はテストの繰り返しでした。」 粉砕する時の粒の大きさ、ベルトコンベアのスピード、一次粉砕から二次粉砕に移るときのフィルターのメッシュサイズ、磁石の設置位置etc・・・。気の遠くなるような作業の繰り返しであった。

また、粉砕するカッターの消耗が激しく、消耗を極力減らすためのカッター角度などもテストの項目となった。「少しづつですが、ベストなパターンが見えてきて、リサイクルの回収率が上がっていった。これはやりがいを感じました。」 最終的には99.9%という高い回収率をたたき出すまでになっていた。




システムそのものを販売する

原材料の高騰を受けて、リサイクルニーズが高まる!「システムを販売する」という新事業もスタート。

現在、このリサイクルシステムは、社内で稼働し、自社工場内で発生する樹脂めっき端材のリサイクル活動を行っている。回収した金属は、有価金属として金属回収業者へ販売し、樹脂回収分は、自社製品の成形に再利用している。 このシステムは、薬品も使わず、電気のみで稼働するために、このシステムそのものが地球に優しいというわけだ。

また、出光テクノファイン(株)、荏原ユージライト(株)との3社で、リサイクルプラントとして、他社への販売も開始した。「これまで、リサイクルは、“環境には優しいけれど、コスト高になりがち”、という風潮でしたが、昨今、金属や樹脂原料が高騰しており、リサイクルニーズが高まっています。大きなビジネスチャンスだと思います。」 

自分が一から手掛けたシステムが、全国で販売され、地球環境への負荷の低減に貢献できる・・・・王路の“本業”とは違う仕事ではあったが、大きなやりがいと感じ取れた仕事であった。

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